- 今の仕事は将来が不安。プログラミングを身につけてエンジニアに転職したい。
- 未経験でもエンジニアになれるのかな。
- プログラミングはどうすれば身につくんだろう。
未経験からエンジニアを目指すのに、どうすれば良いかわからずなかなか進められない人は多いです。
実は未経験者がエンジニアになるまでのステップがあります。
エンジニアを目指しているのに一歩を踏み出せない一番の理由は、エンジニアとは何かを理解できないことです。
理解できないからスタート地点もゴール地点もイメージできません。
イメージができないと、未知なものに対する不安が大きくなり、前に進めなくなるのです。
これが理由で一歩も踏み出せない人が多いです。
せっかくエンジニアを目指して進み始めたのに、途中で挫折してしまう人も多くいますが、その理由も同じです。
よく分からないままスタートしたことで、ゴールを見失い挫折してしまうのです。
私はIT企業でエンジニアリングマネージャーを任せられ、プログラミングもエンジニア採用も行っています。
エンジニアとしての立場から何をどうやって学べば良いか分かっていますし、マネージャーとしての立場から企業がどのようなエンジニアを求めているかも分かっています。
私自身、社会人で未経験からエンジニアになり、マネージャーになるまで成長することができました。
エンジニアになることは簡単ではありませんが、努力し続ければ必ずエンジニアになることができます。
この記事では、未経験者がどうすればエンジニアになれるかを分かりやすく説明します。
この記事を読むと、未経験者がエンジニアになるまで何を学べが良いか分かり、転職するためにどういったことに注意すれば良いかを理解できます。
結論はエンジニアとは何かを正しく理解して基礎からプログラミングを学び、学んだことを見える形でアウトプットすることです。
これを省略してはエンジニアになることはできません。
エンジニアを目指す前に理解しておくべきこと
エンジニアは今後ますます注目される職種となります。
エンジニアを目指す前にエンジニアを取り巻く情勢を理解しておくことが転職成功への一歩につながります。
エンジニアに注目が集まる出来事の一つにコロナ禍があります。
コロナ禍をきっかけに世界と比べて日本のデジタル化の遅れが顕著になりました。
遅れに対する危機感から日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する目的でデジタル庁が2021年9月1日に発足しました。
政府がデジタル化を推進することで企業のデジタル化が進むことが期待されています。
しかし、デジタル化を推進する上で必要なエンジニアが不足していることが大きな課題となっています。
2019年に政府が発表した「IT人材需要に関する調査」によると、2030年には45万人ものIT人材が不足する予測されています。
エンジニア不足はコロナ禍以前から言われていましたが、2020年以降はエンジニア不足がより大きな課題となってきました。
このような背景からエンジニアに対する注目が集まっており、今後も続くことが分かっています。
エンジニアの将来性は非常に高いと言えます。
以下に電通デジタル社が発表した調査結果も引用させていただきました。
2020年で新型コロナの影響で企業のDX推進が加速すると回答した企業は半数になります。
株式会社電通デジタル 日本における企業のデジタルトランスフォーメーション調査(2020年度)より引用
一方でDXの推進上の障壁はスキルや人材の不足がトップとなっています。
これらのことから、需要があるのに人材不足が続いている状況はエンジニアを目指すには絶好のチャンスと言えます。
エンジニアになるための3ステップ
残念ながら未経験からエンジニアにはすぐになれません。
エンジニアを目指すには大きく分けて3つのステップがあります。
エンジニアへの転職を成功できるように、3つのステップをしっかりと説明します。
そのステップとは次の3つです。
- エンジニアとは何かを理解する
- プログラミングを学ぶ
- 学んだことをアウトプットする
順番に説明します。
エンジニアとは何かを正しく理解する
エンジニアとは「技術者」のことです。
このサイトではIT知識やスキルを持った技術者のことをエンジニアと呼びます。
ITエンジニアと呼ばれることもありますが、同じ意味です。
実はエンジニアと一言で言ってもさまざまな種類があることはご存知でしょうか。
人によっては何のエンジニアかイメージするものが異なることがあるるので注意が必要です。
エンジニアの種類で代表的なものに以下のようなものがあります。
- システムエンジニア(SEとも呼ばれる)
- Webエンジニア
- テストエンジニア
- インフラエンジニア
- セールスエンジニア
これらの詳細は後ほど解説しますが、エンジニアを目指すには何のエンジニアかを明確にしておく必要があります。
なぜならエンジニアを正しく理解していないと、何を勉強すれば良いかわからなくなるからです。
そして転職を目指してどんな求人を探せば良いかわからなくなります。
採用面接の時に「エンジニアになりたいです」と言っても面接官から「何のエンジニアになりたいの?」と疑問をもたれてしまいます。
キャリアアドバイザーと面談する時にも何を相談して良いか分かりません。
エンジニアとは何かを正しく理解することで、何のエンジニアを目指せば良いかを決めることができます。
プログラミングを学ぶ
何のエンジニアを目指すかが決まれば、そのために必要なプログラミングを学びます。
エンジニアの主な仕事はモノづくりと言って過言はありません。
モノづくりするためにプログラミングを行います。
プログラミングはエンジニアにとって必須となるスキルです。
プログラミング技術を身につければ仕事の幅も広がります。
転職を成功させるためにプログラミングをしっかり学ぶようにしてください。
学んだことをアウトプットする
プログラミングを学んだら、そのことを見える形でアウトプットする必要があります。
なぜなら未経験者がプログラミングを学んだからと言っても、スキルがあることを証明することができないからです。
「勉強しました」だけでは何も伝わらないと言うことを覚えておいてください。
ではアウトプットとは何をすれば良いのでしょうか。
面接担当者としての経験から私がオススメするのは下記の3つです。
- ブログの公開
- アプリやWebサイトの公開
- Githubなどでソースコードの公開
詳細はこの後で解説しますが、この3つは未経験者が転職を成功させる三種の神器と言っても良いくらい重要です。
アウトプットがあればどのくらい努力してきたのか、どのくらいのスキルを身につけてきたかをアピールすることができます。
しかし、アウトプットを残すことは非常に手間がかかります。
未経験者はプログラミングやIT知識の学習に時間を多く取られるため、アウトプットを後回しにしている人が多いです。
アウトプットが残せていないことで、書類選考が通らないということも考えられます。
私が面接官として書類選考を行う際、経歴書にアウトプットを何も書いていない人は100%不合格にしています。
なぜなら何もやっていない人に見えるからです。
エンジニアへの転職を本気で目指すなら、アウトプットを残すことは基本中の基本と考えてください。
ここまでできれば後は企業に応募して合格を勝ち取るだけです!
エンジニアに転職を目指すならWebエンジニア!その3つの理由
エンジニアにはたくさんの種類があります。
これからエンジニアを目指す方に最もオススメしたいのが「Webエンジニア」です。
Webエンジニアとはウェブサイトやスマホサイト上で動作するシステムやサービスを開発するエンジニアのことです。
Webエンジニアをオススメする理由は以下の3つです。
- Webエンジニアの需要が多い
- Webエンジニアの将来性が高い
- 情報が多く、学習しやすい環境が整っている
順番に解説します。
Webエンジニアの需要が多い
Webエンジニアの需要は高く、これからも需要が高まり続けることが予想されます。
総務省の統計を見ると日本のインターネット利用率は80%を超えています。
2021年9月1日には「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化を」目指したデジタル庁が設置されました。
これから日本のデジタル化が加速することが期待されています。
しかし、経済産業省が発表した報告書によると、45万人ものIT人材が不足すると試算されています。
デジタル化を進めるにはエンジニアが必要なので、これからもエンジニアの需要は高まり続けると考えられます。
エンジニアにも種類はありますが、とりわけWebエンジニアの需要は高くなると予想しています。
それはITR社が公開している以下の「パッケージとSaaSの市場規模予測グラフ」から読み取ることができます。
ここで言うパッケージとは、自社のパソコンやサーバーにインストールして使うアプリケーションのことです。
SaaSとは「Software as a Service」の略で、インターネット上で提供されているサービスのことです。
SaaSを利用する場合は自社のサーバーを用意する必要が無く、簡単に導入することができます。
クラウド利用の1つと位置付けられ、最近は多くの企業が取り入れるようになっています。
SaaSを提供するためにWebエンジニアが必ず必要です。
エンジニア不足が続くことが予想されている中で、SaaSの市場規模がどんどん大きくなっています。
当然多くのWebエンジニアが必要となり、SaaSを提供する企業はWebエンジニアの不足に悩まされることになります。
今からWebエンジニアを目指せば未経験であったとしても、転職を実現できる可能性は高まります。
Webエンジニアの将来性が高い
次に示すのは経済産業省が発表したインターネット付随サービス業の売上高の推移です。
つまりWeb業界全体の売上高の推移を表しています。
このグラフからWeb業界全体の売上高は毎年拡大を続けていることがわかります。
企業のDXが進むにつれて今後さらに拡大していくことに疑いの余地はありません。
そして拡大するWeb業界のコアとなるのがWebエンジニアです。
Webエンジニア無しで企業もサービスも成長が難しいため、今後企業は積極的に採用に力を入れる必要があります。
Webエンジニアは将来性のある職種であると考えて間違い無いでしょう。
情報が多く、学習しやすい環境が整っている
エンジニアを目指して学習する時に情報量の多さは重要です。
今や世界を代表する企業となったGAFAは全てWebサービスを展開しています。
GAFAは自社サービスを開発するために研究開発したWeb系技術を世の中に公開して、多くの企業が利用できるようにしています。
GAFA自体が提供する情報量も多いのですが、公開された情報を利用するエンジニアも積極的に情報を発信しているため、さらに情報が膨れ上がっています。
未経験者であったとしても学習する過程でGAFAが公開した技術を利用する機会は多く存在します。
学習の際にたくさんの情報を利用できるで、効率よく学習を進めることができます。
Webエンジニアとは具体的に何?
Webエンジニアとは、ウェブサイトやスマホサイト上で動作するシステムやサービスを開発するエンジニアのことです。
作るだけでなく、システムやサービスが安定して動作するように保守や運用も行います。
Webエンジニアに求められる技術は、ブラウザ側で動作するフロントエンド技術、サーバー側で動作するバックエンド技術、サーバーやネットワークを構成するインフラ技術があります。
最近では作るシステムやサービスが複雑化してきていることから、フロントエンド、バックエンド、インフラを別々のエンジニアが担当し、専門性を高めることができるようになっています。
そして専門技術を身につけたエンジニアを、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアと呼んでいます。
それぞれどのようなエンジニアか見ていきましょう。
フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとは、SafariやChromeなどのWebブラウザに表示する部分を作るエンジニアです。
つまり、ユーザーが操作する画面を作ることが主な役割となります。
見やすい画面、操作性の高い画面を作ることが求められるため、ユーザーインターフェース(UI)や、ユーザーエクスペリエンス(UX)を設計することが必要となってきます。
Webブラウザに表示する部分を作るためにHTML、CSS、JavaScriptといった技術を使います。
特にJavaScriptを使う頻度が多いため、重点的に身につけておくべき技術です。
バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアとは、サーバーで動くプログラムを開発するエンジニアです。
ブラウザから送られてくるデータを処理したり、データベースに保存されているデータを操作したりします。
ユーザーから見えない裏側の部分をバックエンドと呼びますが、その担当範囲は広く様々な知識が求められます。
バックエンドエンジニアは企業やサービスの根幹とも言えるシステムを担当するため、深く関わることで長く働き続けることができます。
サーバー側のシステムを作るためにJava、PHP、Ruby、Pythonなどのプログラミング言語を使って開発します。
1つのシステムで複数のプログラミング言語を使うことは多くありません。
しかし、いろいろな開発案件に携わるためには2つ以上のプログラミング言語を身につけておくのが良いです。
データベースを操作するためにはSQLと呼ばれる言語を使います。
ほとんどのシステムでデータベースを使うのでSQLは必須で覚えておくべき技術の1つです。
バックエンドエンジニアはシステム全体に関わることが多いため、1つのシステムを作り上げることができた時の達成感は大きくなります。
インフラエンジニア
インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークを設計、構築、運用するエンジニアです。
サーバーで動くプログラムが動作する最適な環境を構築するため、サーバーの設置、ネットワークの構成、OSのセットアップなどを行います。
社外からアクセスできるサーバーの場合、不正アクセスを防ぐために高いセキュリティが求められます。
セキュリティ技術はインフラエンジニアの重要なスキルとも言えます。
最近ではAWSやAzure、Google Cloudといったパブリッククラウドと呼ばれるサービスを使う企業が増えています。
パブリッククラウドはIaaS(イアース)とも呼ばれます。
パブリッククラウドを使う場合、物理的なサーバーやネットワーク機器などのハードウェアに触れる必要はありません。
全てコンソールと呼ばれるWebアプリを使って操作します。
ハードウェアに触れる必要はありませんが、機器の構成やネットワークの構成、セキュリティについて知らないと設計や構築することができません。
パブリッククラウドを使うか使わないかに関わらず、サーバー周りの技術は必須となります。
インフラエンジニアがいないとサービスや機能を提供することができないため、そのシステムが存在している限り必要な役割と言えます。
未経験からエンジニアになるためのおすすめ戦略
未経験からエンジニアに転職することは可能です。
業界全体でエンジニアが不足しているので、転職が成功する確率はあがっていると考えても良いでしょう。
しかし全員に同じチャンスがあるわけではありません。
年齢に応じてチャンスが異なります。
年齢が重要な理由は、採用する側が年齢と経験を踏まえて入社後のポジションやキャリアを考えるためです。
共通して言えることは即行動することです。
年齢に応じた戦略を取りつつ、転職活動を開始しましょう。
年齢によって戦略を変えないと失敗する
企業側からすると20代に求めることと40代に求めることは異なります。
40代で入社した社員に20代の新卒と同じような育成や仕事の割り振りはしません。
なぜなら40代より20代を育成した方が伸び代もあるし、給与もまだ安いからです。
40代で20代と同じ給与で良いから採用してほしい、と応募者が考えたとしても採用する側からするとよほどメリットがない限り採用しないでしょう。
このことをしっかりと意識して学習し、転職に備える必要があるのです。
以下に年齢別の戦略をまとめましたので、エンジニアを目指す上で参考にしてください。
20代が取るべき戦略
20代は未経験でもエンジニアに転職できる可能性が高いです。
経験よりも若さが重視されると考えて間違いありません。
20代は3ヶ月〜6ヶ月で基礎を学び、転職活動を行うことが有効な戦略です。
若さを重視する理由は採用する側の立場から考える必要があり、次の2つがポイントとなります。
1点目はビジネスマナーなど社会人の基礎を教える必要がないことです。
新卒で入社する社員は社会人経験がないため、入社後に育成することが前提となっています。
中途社員は新卒のような育成は不要で入社直後から業務に必要なスキルを教えていけば良いため、育成コストが安くなります。
若手の中途社員は採用する側にとってメリットは大きいです。
小さい会社であればその傾向はさらに強いでしょう。
2点目は社会に揉まれた経験があるので、学歴以外で判断できる材料が多いことです。
採用する側の立場からすると、過去にどのような仕事をして、どのような役割で何をやってきたか、どのくらい成長してきたかを確認します。
学生時代に部活で主将だった新卒より、実際の業務でリーダー経験をした人の方が実務能力の高さを判断しやすいです。
実務能力が高ければ入社後に育成することでパフォーマンスを発揮してもらえることが期待できます。
入社後の成長性の高さ(ポテンシャル)を見ていると言っても過言では無いでしょう。
私は過去に採用面接をする中で未経験から20代でエンジニアに転職し、ステップアップしてきた人を何人も見てきました。
その人たちから共通して言えるのは、成功している人のほとんどは28歳までにエンジニアを目指し、29歳までに転職を成功させていることです。
30代が取るべき戦略
30代になってくると未経験からエンジニアになる難易度が上がります。
その理由は企業側が即戦力を求めてくるため、未経験では企業側の期待に応えることが難しいためです。
30代にとっての武器は「若さと経験のバランス」です。
エンジニアを目指すには若さと経験を活用することを考えます。
30代にとって1歳の違いは大きくなるので、とにかく即行動しないとバランスが年々崩れると意識しましょう。
プログラミングの勉強をしている間に年齢が上がると不利になる可能性が高まります。
30代の有効な戦略は、今すぐ転職エージェントに相談を始め、並行してプログラミングなどの技術を身につけることです。
そして経験を活用して応募先企業に自分の経験のどの部分が役立つかを考える必要があります。
40代以降が取るべき戦略
40代になると未経験からエンジニアになる難易度はかなり難しいです。
プログラミングを専業とするエンジニアは目指すべきではありません。
なぜならプログラミング専業とする場合のライバルは20代が多く、気力も体力も優れています。
40代で20代と同じ土俵で勝負するのは有効な戦略とは言えません。
40代は今まで培ってきた知識、経験を最大限活用した戦略を取ります。
ここで言う経験とは「マネジメントやリーダーの経験」「特定業界で長く働いた経験」などです。
この経験を活用した戦略は、プログラミングの基本スキルを持ったリーダー、マネージャーポジションを狙うのが良いでしょう。
あるいは、業界知識が豊富であれば、その業界向けの製品やサービスを開発している会社で設計などの上流工程を専任するポジションを狙うのも良いでしょう。
特定業界の専門的な知識は開発会社ではなかなか手に入らないため、外でしっかりと経験してきた人は重宝される可能性が高いです。
プログラミングを学び、成果物を公開する
プログラミングの基本的な知識をしっかりと身につける必要があります。
プログラミングを専業とする場合でも、マネージャーや設計を専業とする場合でもプログラミングの知識が無いと開発チームの中で仕事を進めるのは難しいでしょう。
未経験であれば独学でもプログラミングスクールに通うでも構わないので、基本的な知識は時間をかけてしっかりと学ぶべきです。
しかし独学だけで効率よく進めるのも難しいため、独学とプログラミングスクールを併用することをお勧めします。
私が過去に見てきた未経験からのエンジニア転職成功者は、プログラミングスクールに通いつつ独学でも勉強していました。
そしてプログラミングスクールを卒業した後も独学を続けていたことが特徴的です。
みなさんもこれから目指すのであれば、学習を継続させる必要があることは忘れないでください。
未経験者は転職を成功させるためにプログラミングができることを証明する必要があります。
Webエンジニアを目指すのであれば独自のWebアプリを作成し、面接官が見れる形で公開することが望ましいです。
Githubと呼ばれるソースコードを保存できるサービスを使って、ソースコードを公開することもできます。
ソースコードを公開するのが恥ずかしいと思うかもしれませんが、面接官から積極性を評価してもらえることもあります。
ぜひチャレンジしてみてください。
成果物を作るまでのプロセスを公開する
成果物を作るまでのプロセスはブログなどで記録し、公開するようにしましょう。
出来上がったものが見れることも重要ですが、作り上げるまでに苦労した点、工夫した点も重要です。
特に問題が見つかって解決するのに苦労した場合、どのように解決したかは技術力だけでなく問題解決能力も見えてきます。
このプロセスを公開している未経験者はあまり多くありません。
他の候補者と差をつけるため、プロセスの公開にチャレンジしてみてください。
未経験からWebエンジニア転職におすすめの転職エージェント3選
未経験からWebエンジニアを目指すのに、転職エージェントはどこが良いか気になる人も多いでしょう。
これからエンジニアを目指す人向けにおすすめの転職エージェントは以下の3つです。
- リクルートエージェント:転職始めるなら迷わず登録。転職エージェント業界最大手&転職支援実績No.1!
- レバテックキャリア:自らIT、Webに特化した転職エージェントと宣言。実績も豊富。必ず登録!
- ワークポート:IT業界に特化。エージェントのIT業界の知識が豊富。相談するならココ!
リクルートエージェント
転職支援実績No.1を誇る転職エージェント。
私自信も過去の転職で何度もお世話になっています。
中途社員募集の際もリクルートエージェントは必ず相談するようにしています。
私は中途採用で募集する際に10社以上のエージェント会社と打ち合わせてきましたが、リクルートエージェントの担当者はスキルがダントツに優れていると感じます。
業界の知識も豊富なことに加え、応募者と募集企業のマッチ度を正確に把握するためのコミュニケーションスキルが特に優れています。
転職を開始するには必ず登録することをお勧めします。
レバテックキャリア
IT、Webに特化した転職エージェント。
中途社員の募集をお願いすると募集ポジションにマッチした人を紹介してくれる確率が非常に高いエージェントだと感じています。
IT業界では勉強会が盛んですが、レバテックのエージェント自ら勉強会に参加して業界知識を仕入れています。
エンジニア目線で支援してくれる安心のエージェントです。
エンジニアを目指すなら必ず登録しましょう。
ワークポート
転職決定人数No.1の転職エージェント。
IT系の転職に強みがあり、実績を伸ばしてきています。
数年前までは知名度は高くありませんでしたが、最近は実績の伸びと共に知名度も上がってきており、私の職場でも紹介者数が増えてきています。
エージェントの業界知識も豊富で、相談先として間違いないエージェントです。
まとめ:未経験からエンジニア転職を目指す方法
未経験からエンジニアを目指すのにはステップがあります。
- 2030年にはエンジニアが45万人も不足すると言われている
- エンジニアとは何かを正しく理解する
- Webエンジニアこそオススメの職業
- Webエンジニアにはフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアがある
- 年齢によって取るべき戦略を変化させる
- プログラミングを学び、成果物を公開する
- 成果物を作るまでのプロセスも重要な成果!公開すべし
努力すれば誰でもなれますが、本気の努力が試される職業です。
エンジニアになればずっと安泰ではなく、努力し続ける必要がある職業です。
一度エンジニアになってコツを掴めば同じ努力をし続ける必要はありません。
要領を得て努力するポイントを絞ることができるようになってくるものです。
エンジニア不足の日本において、一人でも多くの人がエンジニアを目指して努力し始めてほしいと思っています。
エンジニアに興味がある人は転職エージェントに相談する一歩を踏み出し、ぜひチャレンジしてみてください!