プログラミングを学ぼうとした時に、雰囲気だけ先に知りたい、少しだけ試してみたい、と思っている方って多いんじゃないでしょうか。最初から難しいと思うと長続きしないので、最初は簡単に試しつつ、慣れてきたら少しずつ幅を広げていけるようなやり方が良いです。今日は初めて学ぶ方が簡単に試せて、興味が出てくればそのまま発展させることができる学習方法をお伝えします。
結論：HTMLは全ての入り口
なーんだ、HTMLの説明か、他のサイト見よっと、と思った方ちょっとまってください。HTMLのことをすでに知っているのであれば良いのですが、なぜ最初にHTMLを学ぶのが良いのか。それを発展させるってどういうこと？って興味ありませんか？少し話だけでも聞いていってくださいw
HTMLを学べば、その先にホームページ作成、Webデザインといったことはもちろんのこと、スマホアプリ開発にまで発展させることができるので、最初のとっかかりとしては非常に良いと思います。
なぜHTMLから始めるのか？
理由は簡単で、パソコンさえあれば環境の準備は不要だからです。他のプログラミング言語だとそうはいかず、プログラムを動かすための環境をインストールする必要があります。
HTMLを学ぶために必要なのはテキストエディタ（Windowsだとメモ帳）とブラウザだけあれば良くて、パソコンを買った時から入っているものだけで始めることができます。
多くのプログラミング言語で何か学習していこうと思うと、最初の環境を作るところ（インストールするところ）でつまづくことが多いので、準備なしで始めることのできるHTMLは最強だと思っています。
今回はHTMLの書き方とかサンプルとかは一切載せていません。他のサイトにたくさんあるからです。この記事を見て少しでも興味を持って始めて、それが長続きするように「動機」の部分をしっかりお伝えしたいと思います。
HTMLの良いところ
初学者にとってHTMLが良いところは、すぐに結果が見えて楽しいところです。他のプログラミング言語だと、結果が見えるといっても画面に文字が表示されるだけのシンプルなものになっています。HTMLは違います。見よう見まねでも、いきなり画面いっぱいに画像を表示したり、文字を大きくしたり小さくしたり色を変えたりがすぐにできます。
学習する上で大事なのは結果がすぐに見れること。そしてそれが楽しいと思えることだと考えています。
HTMLはこれらがすぐにできるので非常に優秀です。
HTMLの次のステップ
HTMLの書き方に慣れてくると、次のステップとして2つあります。両方やっても良いし、どちらか一方だけやってみるでも問題ありません。それが何かというと次の2つです。
- CSS
- JavaScrip
優しさで言うとCSS、次にJavaScriptです。
CSSを学べば、このサイトでも使っているように文字を大きくしたり小さくしたり線を引いたりが簡単にできるようになります。Webデザインに興味がある方は最低でもCSSを身につけておくと好みに合わせて自由に表現できるようになってきます。
次にJavaScriptです。JavaScriptを使うとサイトに動きをつけられるようになります。文字や画像にアニメーションをつけたり、画像をランダムに表示したり、下のボタンのようにポップアップを出したり、いろいろなことができます。
本格的なプログラミングへの道
いよいよJavaScriptに入ってくると、初学者にとっての最初の難関が訪れると思います。しかし、HTMLでプログラミング学習の入口を通過できているなら、興味ややる気が大きくなっているはずです。作ってすぐに試す方法もJavaScriptをやるタイミングでは身についているので、少しずつ動かしながら試してみることで楽しくなってきます。
他のプログラミング言語だといきなりJavaScriptをやるようなもので、結果が目に見えづらいため楽しいと思えるまで時間がかかります。HTMLから入ればそんなことは心配する必要はなく、結果がすぐに見えるし、動かす楽しさを実感しやすいのでモチベーションが続きやすいです。
JavaScriptが分かってくると、グッと世界が広がります。HTMLとJavaScriptでホームページを作ることはもちろんのこと、HTMLとJavaScriptを使ってスマホアプリを作ることもできます。ここまでくれば上級者の仲間入りなので、JavaScriptをマスターするために学習を続けても良いですし、他のプログラミング言語の学習を始めても良いと思います。
最後に
私が最初にプログラミングを学んだ時、黒い画面に白い文字で"Hello World"としかでないものでした。それはそれで良かったのですが、それ以上興味を持って学ぶには楽しくないと難しいなと感じました。
HTMLから学び始めれば、好きな画像を表示させたり、動かせたりするので、見た目のインパクトが大きいため、興味を持ちやすいと思います。それをきっかけにできればモチベーションを維持しやすいはずです。
HTMLをきっかけにして、自分のホームページやスマホアプリが作れるようになると楽しいですね。それでは、また。
